・以前、海外で親子の乗った車が事故に会い、親と大きな子供はレスキューに救助されたが、座席の下側に押し込ま れてしまった赤ちゃんを見逃してしまった。
・翌日、車を良く調べていると、冷たくなった赤ちゃんが…
・ しかも無傷で、親と同時に発見されていれば助けることが出来た。
・この経験から、「子供が乗っています」のステッカーが開発され、レスキューもそれを 見て念頭に置いて探してくれるようになった。
きっとこの文章を読んでいる方の身の回りにも、この話を真に受け てトリビア的に話す人がいるかもしれない。
しかしあちこちを検索していて気になったのは、この説を扱うテキストのどれを読んでも
「~ だそうです」「こういうことがあったらしいです」
と伝聞ばかりで確実なソースがどこにもないし、何より間尺に 合わない(少なくとも現行道交法下の日本では)点が多いからだ。
実際に事故現場を想定してみれば分かる。
レス キュー・救助が必要なほどの人身事故の現場。
まず何より、子供を乗せているならチャイルドシートを装着しているはずだか ら、たとえ救助者が素人でもシートを見た段階で「子供が被害にあったのでは」という発想にすぐ至るはず。
また、そういう状況で はガラスにはヒビが入るか割れてしまっていることが多い。リアガラスが粉々になればステッカーなど役には立たない。本当に子供がいるとい う情報を保持したいなら、リアガラスではなく車の板金部分にステッカーや塗装を施さなければ意味がないのではないか。
以 上のことを考えると、9の理由は一見もっともらしいようで相当無理がある。レスキュー時にステッカーが役に立ち沿うにはさほど思えないのだ。
もし かして、ステッカーを売りたい業者らが掲げる適当な話ではないか?
と思い、英文版WikiPediaなどに検索をかけてみたところ、ど うも海外の都市伝説であり、「事故の教訓から開発された」というのは事実無 根の話だということが検証されていた。…やっぱりなあ。
*Baby On Board (Wikipedia)
*Urban Legends Reference Pages: Baby on Board Signs
(海 外の都市伝説検証サイト「snopes.com」)
(* ちなみに「Baby in Car」は和製英語であり、「Baby on Board」が正しい英語表現)
ぜろだまBlog: 「こどもが乗っています」サインと都市伝説
numberrさん江
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